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私のアバルト595には、BMCエアフィルターが純正装着されています。

アクセル全開時には、中回転域からエアを吸う音がシュッーー!とフロントから聞こえてきます。
このフィルターは湿式。つまり、エアフィルターが湿っている状態になっています。反対に、乾式というフィルターも存在します。大多数の車種がこの乾式。
わかりやすく言えば、乾式が乾いたマスク。湿式が濡れたマスク。ということになります。

なぜアバルトがこの湿式かというと、いわゆる湿式のフィルターの多くが乾式よりも目が粗い。のです。つまり、吸い込む空気量を多くしたい。それが、エンジン出力の向上に役立っているわけです。(詳細は割愛しますが、乱暴に言うと吸入空気量増大→ガソリン噴射量増大→出力増)

目が粗いと空気中のホコリやチリも吸い込みやすくなります。それではフィルターとして体をなしませんので、フィルターを湿らせてホコリやチリを吸着させるわけです。しかし、水分では乾いてしまいます。そこで、フィルターに油分を湿らせているわけです。

BMCでは、このようなクリーニングキットも用意しています。

しかし、ややBMCのクリーニングキットは高い。ということで、私は自転車のチェーン洗浄で使っている、ワコーズ製品を使用します。
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そして、必要となるフィルターオイルもワコーズで揃えています。
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※最近ワコーズからの供給が切れているのか、なかなか手に入りません。これがない場合は、K&Nフィルターオイルもしくは、バイクでもおなじみYAMAHAのエアフィルターオイルもいいと思います。



それでは、まず使用方法です。車からエアフィルターを外さなければ始まりません。
必要な工具です。
・薄口の7mmソケット(6.3sqで無ければ、ヘッドのふちが当たって差し込めません。薄口6.3sqタイプを用意してください。)
・ラチェットレンチ、もしくはソケットレンチ

私はこの二つで組み合わせています。


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写真のビス3本を取り外すとふたが外れます。

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ここで注意が必要です。現在見えている面はエンジン側になります。つまり、見えていない裏の面が汚れているのです。
この通りです。

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純正新品エアクリーナーと比較すると一目瞭然です。
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取り外して、室内に持ってきたフィルターがこちら。真っ黒です。

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さて、ビニール袋の中に入れてあります。ここからは、ワコーズエアフィルタークリーナーの説明書通りに参りましょう。
エアフィルタークリーナーを100cc計量します。

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メモリは89gですが、液量100gになるようにお願いします。(比重まで計算していません。適当です。笑)

そして、フィルターにまんべんなくかけます。ピンぼけで申し訳ありません。
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そして、袋の口を上下に閉め、ジャブジャブ・・・・作業中のため写真がありませんが、液は真っ黒です。そして、何度もゆすいでこれもジャブジャブ・・・
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そして、これを水が濁らないまで続けて、乾かします。今日はここまで。
次回は、オイル塗布編です。

前回記事から4ヶ月の放置。仕事の忙しさピークをやっとすぎ、久しぶりに書く記事はトラブルです。

アバルト500にはウォッシャタンクが二つあります。前方から見て向かって右側(助手席側)がヘッドライトウォッシャー、左側(運転席側)がフロントガラスウォッシャーになります。
ウォッシャータンクが空になったし入れようか。と思い、入れたところヘッドライトウォッシャータンクの下から水が漏れる・・・

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(バッテリー交換したときの写真ですね。これがヘッドライトウォッシャータンクの入り口)

1年点検まであと2ヶ月。出ないのはしょうがない。まぁ、出なくても走行に支障は無い。ということで、ディーラーで保証修理をお願いしてあります。細かいトラブルが、そろそろ出てくる頃でしょうか。

次回記事は、エアクリーナーの洗浄です。

シート交換でお世話になった、八王子にある名店JET-SETさんにお邪魔してきました。

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以前の記事はこちら
 アバルト595 シートを交換しました(2015/06/21)

その際に、お話は伺っていましたが、「いつか、いつか・・・」と心に決めていた商品が、本日タイトルになっている+PPLという商品です。

Amazonでも取扱いがあります。



どうしてもオカルトと思われがちな商品ですので、先に私自身が考える原理を述べさせていただきます。また、この商品は取り付けると作用が体感でき、外すと体感できない商品です。(=つまり、商品そのものに効果があるということ)

商品の原理はこうではないかと考えております。

  1. +PPLに配合されている「錆止め剤」(おそらく金属でしょう)が、分子(もしくはイオン)レベルで電子を放散。
  2. その電子が、各部品の金属が摺動したことにより帯電した電子(つまり静電気)を、打ち消す。
  3. 結果、分子レベルの抵抗が取り払われ、部品本来の性能が発揮される。
さて、これはどこかで目にしたことが無いでしょうか?
車に詳しい方なら、おそらくピンと来たはずです。


そう。この技術です。
+PPLは、おそらくこの原理とほぼ同じであると考えています。
アルミテープの場合は、走行中に帯電した電子を放出するために張っていますが、+PPLはそれ自身がおそらく微弱な電子を放出しており、それが金属摺動部だけで無く全てのパーツの電子の動きをスムーズにする作用があるのでは無いかと考えています。

(2017/4/22追記)
車のアフターパーツの性能評価は、車の走行状態、即ち動的な状態でおこなわれます。風洞試験など動的状態を作り出し計測する手法も確立されてはいますが、特に上記トヨタのアルミテープ記事の批判の多くは、

1,装着されていない方の単なる「アルミテープ?トヨタが?はぁ?あり得ないないでしょ。それ。」的な意見(論述不足のため、批判に値しませんが、そんな感覚的な意見も意見です。トヨタもそれには応えるべき。)
2,静電気の原理に基づく批判。しかし、空気抵抗と静電気の因果関係と、アルミテープがもたらす効果との因果関係が不足。(ただし、TOYOTAの説明そのものが静電気を主とした論述となっていることから、これにはトヨタが反証しなければならない)

の二つと思います。

しかし、本来これは流体力学で説明されるべき内容であると私は考えています。
私が体感した効果は「初期衝撃の低減(おそらく衝撃力の総和は同じはず)」ですから、もう少しインテグラル(積分)的な発想を取り入れながら検証および論述を誰かしてくれないかなぁ。と感じているところです。(学生時代は電気工学科に在籍したため、流体力学は勉強しませんでした。)
(追記ここまで)

そんな+PPLを今回取り付けました。
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(体感試乗のため、ダッシュボードの上に仮置き)
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体感試乗の様子が以下の動画になります。あまりの興奮とその不思議な現象に、筆者おかしなテンションになっております。予めお詫び申し上げます。(つまり、それだけ不思議な現象が液体ボトルで起こったということです。)
店主佐崎氏を助手席に載せて、店舗周辺部を走行しております。
見所は4:00直後、画面左に見える二つの連続したマンホールを乗り越えるところです。6:20で取り外して乗り越えるのですが、明らかに衝撃の初期吸収が違ったのです。動画ではなかなかわかりづらいのですが・・・



さて、今回取り付けた際に体感した効果は
  1. 乗り心地が格段に向上した。特に、段差の通過時に「ダンッ!」という音と共に発生した衝撃が、「トムッ!」 という音と共にタイヤの扁平が一回り増したような衝撃吸収とと共に収まりの良さを感じる事が出来た。(先に述べたとおり、取り外すと再び「ダンッ!」という衝撃が発生。)
  2. クラッチワークをラフに行っても、クラッチが繋がる際のショックが減った
この2点です。
特に、フィアット500系の足周り、特にリアサスの取り付け形状は(キャスター角が大きすぎ=通常車と直角に取り付けられるリアショックアブソーバーが、斜めに付いている。(下写真参照))ショックアブソーバーが仕事をしづらい形状になっています。

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さて、一般道でも満足いく結果となったのですが、悪路だとどうなのか試したくなりました。
自宅近くの石畳のある道路を通ったところ、ショックアブソーバーの動きのよさにただただ驚くばかりでした!(↓googleストリートビューより 段差がわかりますでしょうか。このような舗装が300mほど続きます。)
無題


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現在は、ダッシュボードの上に置き試験中ですが、来週中にはラジエターに投入したいと思っています。

それにしても、素晴らしい商品で驚くばかりです。
正直、この乗り心地の悪さに辟易していましたし、ショックアブソーバーや足周りの交換まで考えなければならないと感じていました。しかし、ショック交換と共にローダウンなどは、冬場の事を考えるとなかなか車高を落とすようなチューニングは不可能。
¥14,000強でここまで乗り心地が改善できるのであれば、大変お得だと私は感じています。
フィアット500であれば、乗り心地はフォルクスワーゲン ポロ、いやゴルフでしょうか、1ランク上の車格の車になったような乗り心地に改善されます。


それにしても、このような記事を書いても、なかなか信憑性が高められないのが、本当に残念です。
できることなら、振動測定をしたいと思うのですが、(このような)なかなか環境を整えるのは困難です。 

 

アバルトはフィアット500と違いスペアタイヤを積んでいません。

軽量化が主たる目的ではないかと思いますし、実はサイドスカートのデザインも関連しているのではないかと思っています。(普通のパンタグラフジャッキでジャッキアップすると、干渉するため)

ということから(?)、アバルトは純正でパンク修理キットが搭載されるのですが、今回これを初めて使ってみました。
パンクでは無く、タイヤ空気の、しかも農業用タイヤの空気補充として。

車載場所は、オーナーの方であればご存じの通り、トランクしたスペースです。
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写真のプチプチにつつまれたものがそうなのですが、これをあけるとこんなものが出て参ります。
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絵にも描いてありますが、手前のフタを外すとパンク穴埋め剤のボトルを差し込む口があるのですが、これを差し込まず電源を入れると、なんと電動空気入れとなるわけです。

シガーソケットに差し込み・・・・(今回は、トヨタアクアです。)

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タイヤの空気穴にセットし、電源をオンにするだけです。

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音はやや大きめの音ですが、順調に入っていきます。
サイズはコンパクトで重宝しますが、あくまでエマージェンシー用と考えると、ポンプ自体の耐久性はどうなのだろうか・・・と少し不安にはなります。
メーカーを調べるとTEK Automotiveという会社の製品のようですね。 

普段の空気圧調整はガソリンスタンドやディーラーなどで。困ったときの製品と位置づけて使うのがいいかもしれません。とはいえ、いざパンク時に四苦八苦するよりは、一度使ってみるのもいいかもしれませんね。


○使い方がメーカーのHPに動画で掲載されています。
(全く同じ製品ではないですが参考にはなるかと思います。)
 


パンク修理キットが無いよ。いざ!って時にタイヤの交換できるかな。という方は、いちど検討されてはいかがでしょうか。

デサルフェーターも取り付けた!バッテリーはしばらく大丈夫なはず。

そう勇んでいたのですが、残念ながら現実は厳しいものでした。

昼食を食べに市街地にある寿司屋の駐車場に止め食べ終わり、さて行くか。とエンジンを掛けようとしたら・・・
エンジンがかからない。ONまではいくのです。もう一度。とキーをひねるもかからない。

キーをONの位置にするとエラーのオンパレード。


ディーラーの営業さんに電話したところ、バッテリーの可能性が高いとのこと。
購入して1年半。走行距離25,000km超。それなりに長距離も多い走行でした。本当に信じられません。デサルフェーターも取り付けたのに。しかし、新車保証ではバッテリーは入っていないのです。 

営業さんも駆けつけてくれたのですが、純正バッテリーの金額を聞いてびっくり。3万円くらいとのこと。
事前にBOSCHのSLX-5Kが1万5千円程度で購入出来ることを知っていたので、丁重にお断りしアバルトロードサービスに連絡し、ローダーに来ていただきジャンプアップしてから自宅まで搬送してもらうことに。

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さて、自宅に帰りamazonをチェック。ありましたありました。これです。(フィアット500もこちらの



最安値はAmazonではありませんでしたので、プライム配送(つまり即日発送)してもらうためにAmazonから購入。
バッテリー突然死の翌日に到着しました。

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サクサクと交換してしまいましょう。

必要な工具は
・10mmのコンビネーションレンチ(端子用)
 

・13mmのソケット(台座用)



・エクステンション(13mmソケット使用時に使います)
 


・1/2差し込み角のお好みのラチェットレンチ(13mm接続)
 


以上です。

10mmで外すのはプラスだとココ。
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マイナスはココ。
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それぞれ圧着されてます。ぐりぐり上に外して端子を外し、台座のナットを13mmで外します。

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そして、はずしたら新品を取り付けましょう。写真は割愛します。

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バッテリーは廃棄業者さんに持ち込むといたします。

交換後のお作法です。エラーメッセージは残っていませんでしたが、横滑り防止装置のエラーが出てはいけませんから、ここで初期設定です。

1,右にハンドルを目一杯切る
2,左にハンドルを目一杯切る
通常はこれでリセットが完了します。念のためもう一度行っておけばいいかと思います。

そして、TFTメーターの日時を設定して完了です。


それにしても、購入して1年半。バッテリー上がりであれば納得もしますが、このタイミングでのバッテリー死亡はいかがなものかと思います。ディーラー交換バッテリーが2年保証つけているのですから新車のバッテリーにも保証をつけるべき。 
もう少しFCA JAPANも保証体制をどうにかしてほしいものです。

ユーザーが出来ることと言えば、バッテリー死亡時にアバルトロードサービスを利用することかもしれません。(コストがそれなりにかからないと、サービス体制は変わらないでしょう)


ひとまずバッテリー交換は完了。来月は2回目の1年点検です。 


以下:フィアット500にお乗りの方向け
作業手順は、上記と同じです。ただし、アイドリングストップ車の方は適合バッテリーが異なりますので、ご注意下さい。

 
1.2および1.4の方はアバルトと同じ


でも、よろしいかと思います。
適合はボッシュバッテリー適合ページをご確認下さい。 

先日のオイル交換時に、下回りを見させていただきました。

まず、ターボ車ですから吸気温度を下げるためにインタークーラーが設置されていますが、まさかの左右分割式。(写真はちょっと見づらいですが、これが左右に取り付いています。)
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エンジン下とバンパー裏側ですが、タービンから出てくるフロントパイプと触媒。排気温度センサーがこんなところに。普段はアンダーカバーに隠れています。
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下回りは鉄板むき出し。冬場の塩カル恐ろしいですね。(下回り防錆を検討中です。)
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KONIショック&スプリング
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なかなか普段見られない下回りですが、イタリア車ということで思ったよりも丁寧に作られているなぁ。というのが、率直な印象です。しかし、コーキング箇所は少々手荒な塗り方でした(欠陥のあるものではありません。パッと見アーティスティックな印象を受けます。笑)

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