久しぶりにサーキット走行会に参加します。

以前の記事ですり減った純正PILELLI P ZERO NEROを交換した記事をアップしました。

タイヤは、トーヨータイヤのPROXES T1Rを履いていますが、そのトレッドを見ると、


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と、斜めのシェイプが入っており、横剛性はイマイチではないか?という想像がみえてきます。

サーキット専用のタイヤを1セットホイールとして用意し、そこに専用タイヤを組み込む予定でおりました。先般、サーキット専用に16インチの純正ホイールを落札し、16インチタイヤでいろいろ検討を進めていました。

セミスリックタイヤを購入する、という荒技もありますがスタッドレスタイヤを考慮しているためブレンボではなく純正キャリパーですし、そこまでサーキットに予算を掛けようとも思っておりません。
ということで、格安のスポーツタイヤを検討しておりました。

国産ですと、まず筆頭に上がるのが、こちらですね。

  1. ブリヂストン POTENZA RE71R
  2. ヨコハマタイヤ ADVAN Neova AD08
  3. ダンロップ DIREZZA ZⅢ

しかし、この3種は少々ハイグリップ過ぎます。タイムアタックを目標にしておらず、爽快に走りたい私としてはややオーバースペックです。価格も少々オーバースペックです。(1本概ね2万5千円程度:4本10万円、工賃込みで11万円前後)



次に上がってくるのが、各メーカーのいわゆるスポーティータイヤです。

  1. ブリヂストン Adrenalin RE003
  2. ヨコハマタイヤ ADVAN FLEVA V701
  3. ダンロップ DIREZZA DZ102

ただし、値段は1本1万5千円程度、総額6万円程度となりそうです。
普段履いているタイヤよりたかいの?となります。

さらに安さを求めるとなると、近年技術革新めざましいアジアンタイヤです。

  1. ATR SPORT 123S205/40R17
  2. ATR SPORT195/45R16
  3. FEDERAL 595RS-R 205/45R16
  4. NANKANG NS-2R 205/45R16
これらを見ていくと、なかなか良さそうですが特に595RSRとNS-2Rは安いしグリップ力もあるようです。そんな中、価格.comで気になるタイヤを発見します。

ZESTINO

どうも、日本国内で企画開発を行い、中国工場で生産を行っている日本メーカーのようです。HPを見ると様子がつかめてきます。
  • ドリフトを主マーケティングにタイヤプロモーションを行っている
  • D1選手の日々野選手が開発ドライバー
  • ソフトコンパウンドからハードコンパウンドまで幅広く揃えている。
  • UTQGでの併記もされている
かなり好印象です。お金を掛けない主義ですから、ハードコンパウンドで十分。
ACROVA 07Aは驚きの値段です。




1本8000円を切っている!

これは、素晴らしい。アジアンタイヤは軒並みサイドウォールの柔らかさが指摘されているようですが、このタイヤはかなり改善されているようです。(ドリフトのリアタイヤに使うとなると、コントロール性能を高めるためにも剛性は必要でしょう)ということで、矢東タイヤさんに注文をしました。


が・・・・・

思わぬ事態が発生しました。
まさかのメーカーの中国工場で大幅な生産遅延が発生しているとのこと!205/45R16はまさかの納期2ヶ月。ソフトコンパウンドのグレッジ07RRしか用意できないとのこと。
タイヤの価格を抑えるために中国生産を行っているのでしょうが、こんな流通が貧弱だったとは思いませんでした。結局1から検討し直しです。


次回以降のタイヤは、おそらくZESTINOが筆頭になってくることが予想されます。となると、今回はなるべく安くタイヤを仕入れるのが吉。格安タイヤの中でも性能対比で群を抜くコスパの高さを誇るのが、

195/45R16 ATRSPORTS
ATR SPORT 195/45R16 84V XL


です。価格は1本¥4,000でした。

今回は、このタイヤを4本購入し16インチホイールに装着し、走行することとしました。

どんな使用感だったかは、また後日掲載したいと思います。

それにしても、ZESTINOの流通不安には非常に驚きました。2ヶ月のメーカー欠品なんてなかなか聞かないですが、まだまだ流通不安定なんでしょうか。カーショップの格安通販でも有名な平野タイヤさんでも取扱いがありますから、流通させれば安定的に販売もされると思うのですが。このあたりが新興メーカーの辛いところかもしれませんね。