シート交換でお世話になった、八王子にある名店JET-SETさんにお邪魔してきました。

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以前の記事はこちら
 アバルト595 シートを交換しました(2015/06/21)

その際に、お話は伺っていましたが、「いつか、いつか・・・」と心に決めていた商品が、本日タイトルになっている+PPLという商品です。

Amazonでも取扱いがあります。



どうしてもオカルトと思われがちな商品ですので、先に私自身が考える原理を述べさせていただきます。また、この商品は取り付けると作用が体感でき、外すと体感できない商品です。(=つまり、商品そのものに効果があるということ)

商品の原理はこうではないかと考えております。

  1. +PPLに配合されている「錆止め剤」(おそらく金属でしょう)が、分子(もしくはイオン)レベルで電子を放散。
  2. その電子が、各部品の金属が摺動したことにより帯電した電子(つまり静電気)を、打ち消す。
  3. 結果、分子レベルの抵抗が取り払われ、部品本来の性能が発揮される。
さて、これはどこかで目にしたことが無いでしょうか?
車に詳しい方なら、おそらくピンと来たはずです。


そう。この技術です。
+PPLは、おそらくこの原理とほぼ同じであると考えています。
アルミテープの場合は、走行中に帯電した電子を放出するために張っていますが、+PPLはそれ自身がおそらく微弱な電子を放出しており、それが金属摺動部だけで無く全てのパーツの電子の動きをスムーズにする作用があるのでは無いかと考えています。

(2017/4/22追記)
車のアフターパーツの性能評価は、車の走行状態、即ち動的な状態でおこなわれます。風洞試験など動的状態を作り出し計測する手法も確立されてはいますが、特に上記トヨタのアルミテープ記事の批判の多くは、

1,装着されていない方の単なる「アルミテープ?トヨタが?はぁ?あり得ないないでしょ。それ。」的な意見(論述不足のため、批判に値しませんが、そんな感覚的な意見も意見です。トヨタもそれには応えるべき。)
2,静電気の原理に基づく批判。しかし、空気抵抗と静電気の因果関係と、アルミテープがもたらす効果との因果関係が不足。(ただし、TOYOTAの説明そのものが静電気を主とした論述となっていることから、これにはトヨタが反証しなければならない)

の二つと思います。

しかし、本来これは流体力学で説明されるべき内容であると私は考えています。
私が体感した効果は「初期衝撃の低減(おそらく衝撃力の総和は同じはず)」ですから、もう少しインテグラル(積分)的な発想を取り入れながら検証および論述を誰かしてくれないかなぁ。と感じているところです。(学生時代は電気工学科に在籍したため、流体力学は勉強しませんでした。)
(追記ここまで)

そんな+PPLを今回取り付けました。
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(体感試乗のため、ダッシュボードの上に仮置き)
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体感試乗の様子が以下の動画になります。あまりの興奮とその不思議な現象に、筆者おかしなテンションになっております。予めお詫び申し上げます。(つまり、それだけ不思議な現象が液体ボトルで起こったということです。)
店主佐崎氏を助手席に載せて、店舗周辺部を走行しております。
見所は4:00直後、画面左に見える二つの連続したマンホールを乗り越えるところです。6:20で取り外して乗り越えるのですが、明らかに衝撃の初期吸収が違ったのです。動画ではなかなかわかりづらいのですが・・・



さて、今回取り付けた際に体感した効果は
  1. 乗り心地が格段に向上した。特に、段差の通過時に「ダンッ!」という音と共に発生した衝撃が、「トムッ!」 という音と共にタイヤの扁平が一回り増したような衝撃吸収とと共に収まりの良さを感じる事が出来た。(先に述べたとおり、取り外すと再び「ダンッ!」という衝撃が発生。)
  2. クラッチワークをラフに行っても、クラッチが繋がる際のショックが減った
この2点です。
特に、フィアット500系の足周り、特にリアサスの取り付け形状は(キャスター角が大きすぎ=通常車と直角に取り付けられるリアショックアブソーバーが、斜めに付いている。(下写真参照))ショックアブソーバーが仕事をしづらい形状になっています。

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さて、一般道でも満足いく結果となったのですが、悪路だとどうなのか試したくなりました。
自宅近くの石畳のある道路を通ったところ、ショックアブソーバーの動きのよさにただただ驚くばかりでした!(↓googleストリートビューより 段差がわかりますでしょうか。このような舗装が300mほど続きます。)
無題


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現在は、ダッシュボードの上に置き試験中ですが、来週中にはラジエターに投入したいと思っています。

それにしても、素晴らしい商品で驚くばかりです。
正直、この乗り心地の悪さに辟易していましたし、ショックアブソーバーや足周りの交換まで考えなければならないと感じていました。しかし、ショック交換と共にローダウンなどは、冬場の事を考えるとなかなか車高を落とすようなチューニングは不可能。
¥14,000強でここまで乗り心地が改善できるのであれば、大変お得だと私は感じています。
フィアット500であれば、乗り心地はフォルクスワーゲン ポロ、いやゴルフでしょうか、1ランク上の車格の車になったような乗り心地に改善されます。


それにしても、このような記事を書いても、なかなか信憑性が高められないのが、本当に残念です。
できることなら、振動測定をしたいと思うのですが、(このような)なかなか環境を整えるのは困難です。