アバルト595、もといアバルト500は、4気筒1.4L 16valveエンジンです。

車の性格上、楽しい、痛快、レーシング、ホットハッチ。そんな表現が巷では語られますが、やはりこの車の魅力の一つがエンジンだと思うのです。
自分の購入動機の一つともなった、レコルトモンツァマフラーのサウンドをはじめ、アクラポビッチでもそうですが、独特なエキゾーストノートは大きな魅力の一つ。

エンジンパーツも出始めて、なるほどなるほど。などと思っていたところですが、一つだけ気になっていることがあります。


それは、エンジンの素性といいますか、エンジンの性格、もといアバルトのエンジンがどんなものかまだあまり語られていない。特にインターネット上では。


コンピューターの書き換えによる出力アップや、マフラー交換、またブローバイガスのリターン器など、なかなか目を見張るパーツが数多く出ていれど、どうして素のエンジンについて語られていないのだろうと思うわけです。


たとえば、HONDAのタイプRエンジンK20Aだとか、日産ならGT-Rで代表されるようなRB26DETT、マツダならロータリーエンジン13B-REW(やRENESIS)、フェラーリなんかは当然エンジンについて語られますし、ランボルギーニだって、マクラーレンだってエンジンはやはり魅力的。

なのになのに、こんなに痛快な車のアバルトのエンジンそのものにフォーカスがなぜこんなに当たってないのでしょうか?
アバルト500のエンジン型式は312A1型がMT、312A3型がMTA。

このエンジンをもう少しメカニズム的に、そしてエンジニアリング的に深く知ることができれば、例えばエンジンオイルの選び方(純正以外という意味で)ですとか、走り方の特性やクセなんかが深く理解できるのではないのかなぁ。と思うのです。

頭でっかちになる必要は無いと思いますが、過度に感情だけで楽しむのもなぁ。と、どうしても思ってしまうのであります。


2015年6月26日 記述  アバルト純正エンジンオイルの詳細