金物の本場といったら、燕三条。
その燕三条に居を構え、200年の歴史を誇る無形文化財である鎚起銅器。その技を国内で唯一伝承しているのが、「玉川堂(ぎょくせんどう)」 です。

先日、燕の玉川堂さんへ足を運び、その製作工程を拝見させていただき、展示されていたぐい呑みを購入しました。

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一枚の銅板を金鎚でひたすら叩き、整形していきます。叩くとただ伸びて薄くなってしまいますが、それを技でギュッと締めていく。200年の歴史と技がなせる代物です。
メッキの色も溶液が数種類あり、緑青と溶液の良い塩梅でこの色が実現するのだそうです。
少し奮発しましたが、丁寧に使っていけば一生ものの器になる事は間違いありません。

今から使うのが楽しみです。

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